暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
TURN54 ハワイの酋長その一
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
彼の氏名と階級をここで口にした。
「貴官に本国への帰還要請が出ているそうだな」
「ゲイツランド防衛艦隊の司令官に任命されました」
「では間も無くこの国を後にするか」
「申し訳ありませんが」
 参謀格である軍事顧問がいなくなる、中帝国が反攻作戦を執れない理由はここにもあった。
「戦局が好転すれば戻ってきますので」
「ではその時にだな」
「はい、反攻作戦に移りましょう」
「わかった。それではな」
 皇帝も不機嫌であるがそれでも頷いた。そして今度は中国兄妹に対してこう命じたのだった。
「では今はだ」
「軍を整えるあるな」
「その時に備えて」
「何時でもそれに移れる様にしてくれ」
 こう命じたのである。
「そうする様にしてくれ」
「わかったある。それでは」
「今は機を伺うある」
 こうして中帝国は反攻作戦に移らず今は待つことにした。皇帝はキャヌホークの送別の宴も開き彼を送った。中国兄妹はその宴の後でキャヌホークにこう話した。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ