暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第02話「計画は精密に慎重に」
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そう言ってさらに取り出したのは先ほどとは別の場所に仕掛けた装置で、それもすでに装置だったモノになっていた。

助手(仮)
「他にも体育館、校舎裏、女子寮、駅周辺をくまなく探した結果、これだけのものが見つかりました」

空間ディスプレイに次々と発見箇所と証拠品を提示していく助手(仮)。
彼女が記した場所は先ほどのやり取りで出て来た地図に記された場所と一致し、その結果、彼らがここ数日で仕掛けた全ての装置を解体されていた。

部下C
「わ〜〜〜ん!!!??」
白衣の男
「なんてことをしてくれたんだっ!!」
部下A
「せっかく徹夜して作ったのに〜!!!」
助手(仮)
「それはこっちのセリフよ! そもそも、どれだけ仕掛ければ気が済むの!!」

白衣&部下A〜C
「「「「どれだけ仕掛けても気がすまないっ!」」」」

[スパンッ!]

[スパンッ!]

[スパンッ!]

[スパンッ!]

白衣&部下A〜C
「「「「イった〜〜〜!!!!」」」」

助手(仮)はその場にあったクリアボードで4人を叩きつけ、叩きつけられた4人はあまりの痛さに叩かれた個所を手で押さえ蹲っている。
なお、武器となったクリアボードからは白い煙がでていたことを追記しておこう。

助手(仮)
「バカを言ってないで、今日はもう寝なさい!」

少し怒鳴り気味に声を上げてしまう助手(仮)。
だって、しょうがないじゃない。元々の仕事で寝不足気味だったのに、教員からの要請で学園中に仕掛けられた装置を全て外すのに半日も掛ったんだもん。

だがしかし、

白衣&部下A〜C
「「「「だが断る!!」」」」

そう簡単に寝る彼らではない、なぜなら彼らはテンションがMAX状態…明日遠足が楽しみで眠れない子供と同じ状態なのだ。

そんな彼らの対応にナニかがプツンッと切れた。

助手(仮)
「フ、フフフ……」
白衣&部下A〜C
「((((あ、まずった…))))」

突如、俯いて怪しげな笑い声をあげる助手(仮)
そんな彼女の様子に他の者たちは何やらあわてた様子だ。

助手(仮)
「人が仕事で忙殺されかけてたのに次から次へと仕事を増やして……この1週間の私の睡眠時間どれくらいか知ってるかしら?」
部下A
「お、おおお、落ち着いてください先輩!!」
助手(仮)
「なにヲ言ってるのかしら、私ハ落チつイてるわ」

必死に助手(仮)を落ち着かせようとする部下Aであったが、助手(仮)の眼からはハイライトが消え、黒いオーラを纏っている。
その黒いオーラを浴びてるせいか、部下Aはすでに涙目だ。

白衣の男
「まずいな。ダークモードになった…」
部下B
「何それコワイ」
部下C
「おい、なんとかならないの
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