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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第02話「計画は精密に慎重に」
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<???>
彼らの声は誰に聞かれることなく、闇夜に消えて行く……はずだった
[パチッ]
白衣&部下A〜C
「「「「あ」」」」
突如、部屋に明かりが着き、暗かった部屋が見渡せるようになる。
???
「…部屋を暗くしてなにをしているのかしら、あなた達は?」
全員が入口の方に視線を向けると、IS学園の制服を身にまとった女生徒の姿がそこにあった。
そして先程までは薄暗くてわからなかったが、よく見ると部屋にいる白衣の男以外の全員がIS学園の制服を着ているのが今ならわかる。
白衣の男
「おお、助手ではないか!」
???⇒助手(仮)
「誰が助手よ。どうしたの、白衣なんて着て?」
白衣の男
「フッ、知りたいか?ならば特別に――」
助手(仮)
「まぁ、大方この前見てた“なんとかゲート”というアニメを真似て遊んでたといったところかしら?」
白衣の男
「………」
[ス、]
白衣の男
「…俺だ。とうとう助手が機関の手に落ちてしまったようだ。…ああ、わかった。検討を祈る。エル・プサイ・コングルゥ」
[ピッ、]
助手(仮)
「…で、今度は何をたくらんでるのかしら?」
部下A〜C
「(((流した…)))」
白衣の男
「何を言う!! これは明日行われる入学式でどう新入生を面白おかしく歓迎するかという大事な議論だ!!」
どうやら先ほどまで話していた内容は、明日の入学式のことだったらしい。
助手(仮)
「はぁ、やっぱり…。来て正解だったわ……。あなた達、去年織斑先生に証拠を捕まれてこってり絞られたのを忘れたの?」
白衣の男
「覚えているさ! だかからこそ前回の失敗を生かし、去年以上に入学式を盛り上げて新入生を迎えようとしているのだ!」
助手(仮)
「…今年は例年よりも警備を頑丈にするのは…」
白衣の男
「勿論知っているさ!」
部下B
「ハッキングして所属するクラスも把握済みよ!」
助手(仮)
「……それを知った上でどうして?」
白衣の男
「そんなの簡単だ。無理や難関と言われたものを打破するのは最高に燃えるからに決まっているだろう!!」
部下A
「流石部長! 普通はやらない事をやってくれる!!」
部下B
「そこにシビレルゥ」
部下C
「でも憧れなーい!!」
助手(仮)
「…駄目ねこの子たち、早く何とかしないと…」
彼らのあまりの態度に頭が痛くなると言わんばかりか手を頭に添える助手(仮)であった。
彼女が何気なく向けた視線の先には複数のホワイトボードが置かれており、そこには明日の日程、警備態勢、教師の配置など事細かな計画が書かれている。
助手(仮)
「はぁ…(学園の情報がだだ洩れね。学園のシステムが悪いのか…、それとも彼
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