姪っ子誕生!?〜
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チに気づき混乱。アスナも咲とサチを交互に見てあたふたしている。・・・その場を収拾するのには数十分を必要とした・・・
・・・さて、気を失った咲を室内に運び、お互いに説明しあう。この黒髪の女の子の名前はユイ。二人がこの層にある森の中で発見したそうだ。・・・だが、記憶喪失だったらしく、“ユイ”という名前だけしか憶えてなかったのだ。そしてキリトやアスナをパパママと呼ぶ理由は、単に“キリト”と“アスナ”と上手く発音出来ず、好きな風に呼んでいいと言ったら・・・こうなったのだ。サチについても説明をして・・・
「・・・そっか。この人が・・・初めまして、サチさん。わたしはキリト君の妻のアスナです」
「・・・」
「・・・亮君、今までずっとこうなの・・・?」
「・・・ああ。何があろうとサチは反応しない」
「そうなんだ・・・でも亞莎さんも毎日お世話してるんだもんね・・・きっといつか・・・」
・・・アスナは亞莎と直接会ったことはなかった筈。色々説明はしたけど・・・
「・・・はっ!」
そこでぐったりしていた咲が飛び起きた。
「お、おおおお、お姉ちゃん!どういうことーー!?まさかキリト、あんたお姉ちゃんに手を出したんじゃ・・・」
「・・・(ふいっ)」
「なんで顔逸らすのよ!・・・はぁぁぁぁ・・・」
咲はその場に座り込む。
「・・・?」
するとユイが咲に近寄り・・・頭を撫でる。
「だいじょうぶ?どこか痛いの、おねえちゃん」
咲はゆっくり顔を上げ・・・目をうるわせて・・・
「ありがとうーーーー!」
ガバッと抱きついた。
「うう・・・こんないい子がいるんだね・・・」
「あー、咲さん?取りあえず説明したいんだけど・・・」
・・・というわけで咲にも説明。
「・・・そうだったんだ」
「おねえちゃんって・・・ママのお友達?」
「あ・・・えっと・・・わたしはお姉ちゃん・・・ユイちゃんのママの妹だよ。サキって言うけど・・・好きなように呼んでいいよ」
「・・・うん!おねえちゃん!」
「・・・かわいいなぁ」
「咲、お前・・・あ、俺は・・・あー、亮だよ。こっちも好きなように呼んでいいよ」
「えっと・・・」
「伯父さん伯父さん(ボソッ)」
「何言ってんだこら」
咲が何かをユイに囁く。
「・・・おじさん?」
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