空白期(無印〜A's)
第二十三話 前
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いのは、辛いことだというのは前世のことで分かっている。
だから、僕は前述の言葉を飲み込み、代わりの言葉を口にした。
「だったら、僕が話し相手になりますよ。僕もサッカーの話題は好きですから」
「おおっ! そうかっ! だったら、もう少しだけ付き合ってくれるかな?」
「ええ、よろこんで」
それから、僕達は、お互いに半ばのぼせるような時間までサッカーについて熱い論議を交わすのだった。傍から見れば、もしかすると親子に見えるかもしれない僕達の会話をすっかり日が沈んでしまい、墨を流したように広がる夜空に瞬く星空だけが見ていた。
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