第七話 九階その二
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出たりするんだよ」
「天使が敵か」
「普通だろ?今だと」
何でもないといった感じの眼鏡の返事だった。
「当然悪魔も出るんだけれどな」
「天使も悪魔も敵か」
「戒律によってそこが変わってくるんだよ」
こうも言うのだった。
「それでなんだよ」
「では善だと悪魔が敵で」
「ああ」
「悪だと天使が敵か」
「その通りさ。そうなっているんだよ」
「だがどちらも正義か」
牧村はここでは善がそのまま正義とは考えなかった。
「そういうことだな」
「そう、その通り」
「よくわかってるじゃないか」
金髪もこう言ってきた。どうやら彼もそのゲームのことは知っているらしい。
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