第七話 九階その一
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「その方それぞれのようです」
老人の返答はこうであった。
「ですからどうにも」
「我等の手では難しいか」
「まずはそれについては様子を見るべきですよ」
老人の言葉は温和で静かに教え諭すものであった。
「今は」
「わかった。しかし髑髏天使」
女は髑髏天使のことに想いを馳せた。
「果たしてどうなるのか」
「それも見せてもらいましょう」
二人は暗い工場の中で話をしていた。その姿を見る者はいない。だが確かに話はされた。このことだけは確かなことであった。
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