SAO編
五十七話 矛と盾
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た、夢見続けた自分が、聖騎士ヒースクリフを最強の座から下ろす等……断じて否!
「アアァァァァァァァ……!!!」
「……むん!」
下がり気味になり、後ろへ反らされていた体勢を前傾型に無理矢理戻し、回転切り最後の五発目を受け止めた瞬間それまで下がる事に徹していた足を叱咤して前へと出る力を込める。
互いに技は刺突。間合いで勝る薙刀に勝ちうるかは怪しい。だが、先に身体を打ち出せれば、戦神は刺突の直前に一瞬の硬直がある。そこに……跳び込む!
「ふっ!!」
「オッ、羅アアアアアアァァァァァァァッッ!!!!」
互いに最後の一撃が、尖端をぶつけ合う事無く交錯し──
──鋼鉄の城に、二つの爆砕音が木霊した。
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