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髑髏天使
第四十五話 新生その十二
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の言葉だった。
 そうしてだった。また話すのだった。
「では今の相手はだ」
「今度はどの妖魔だ」
「私達に倒されるのは」
「死神よ、強気だな」
 男は死神の言葉に反応を見せた。
「また随分と」
「いつもと変わらないつもりだが」
「貴様がそう思っているのならいいがな」
「それでも何か言いたそうだが」
「いや、ない」
 男は余裕を見せたまま話す。
「だが。妖魔は既に連れて来ている」
「それはか」
「いつも通りだな」
「そういうことだ。ではいいな」
 男の目が光った。その光は銀の本来の光ではなかった。
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