第四十三話 熾天その九
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若奈だった。
「それでね。マジックで一緒にやっていこう」
「ああ」
そんな話をした。そしてその次の日だ。彼は屋敷に用意されている自分の部屋にいた。広い屋敷なので空いている部屋があったのだ。
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