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髑髏天使
第三十九話 妖魔その十五
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はだ」
「自分だけを注意しないで」
「それはな」
「話はわかった」
 ここまで聞いてだ。牧村はエンジンを入れた。既にヘルメットは被っている。
 そのうえでだ。動かしながらだった。
「では。そうした戦いだとしておく」
「うん、じゃあね」
「また会おう」
 二人の別れの言葉を受けてだ。牧村は彼等とも別れたのだった。
 そしてそのうえで今は屋敷に戻った。再び日常の生活に戻ったのである。


第三十九話   完


                  2010・6・12
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