SAO編
四十二話 語らう(彼女)
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がらSAOの家が防音のを良い事に、本気の声量で宣言する。
「私、応援するから!頑張ってね!?」
「ぅえ!?え……あの……」
軽くパニックを起こしたようにサチはうろたえるが、構わずアスナは続ける。
「リョウには色々手伝ってもらったんだもん!うん!私もリョウとサチが幸せになれるように協力する!」
実を言うと、これはキリトと結婚する事が決まった時から決めていた事だ。
《リョウが幸せになれるように全力で努力する》
恩返しと言う訳ではない。もしもリョウにこんな事を言えば、「柄じゃない」「いらんいらん」と突っぱねられることは確実だ。どちらかと言えばおせっかいである。それでも、アスナはリョウを幸せにしたい。恐らくキリトもそう思っている。
だから、勝手にやるのだ。そこにリョウの意見など考慮しないし、仮に迷惑だと言われても勝手にやる。
で、立った今その標的に、サチも入れた。
自己満足など知った事ではない。《結城明日菜/アスナは、リョウとサチに幸せになって欲しい》これは、絶対なのだ。
ようやくアスナの言う所を理解したらしいサチは……
「うん……ありがとう」
小さく、しかしとても嬉しそうに、頷いた。
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