第六話 大天その三
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よ。人間の子供と同じなのじゃよ、妖怪は」
「心が同じという意味だな」
「やっぱりわかるんだ、この人」
「頭はいいね」
妖怪達はそれを聞いてまた言い合う。
「だからいいけれど」
「何でこう。表情がないのかなあ」
「とにかくじゃ。妖怪はそういうものじゃ」
その妖怪達の言葉を後ろに聞きつつ述べる博士だった。
「無邪気での。騒がしいものじゃ」
「童心か」
牧村はここでまた言った。
「つまりはそれだな。それを持っていると」
「そうとも言うのう」
「ではあれか」
今度はふとあることに気付いた。
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