第三十四話 祖父その三
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た。ただし話題は変えている。
「それでね」
「それで?」
「大阪に入ったらどうするの?」
「すぐにお爺ちゃんの家に向かう」
これが妹への返答だった。
「そうする」
「そう、すぐなの」
「それから好きにするといい」
そしてこうも言うのだった。
「御前の好きにだ」
「じゃあ難波とか新世界にも行っていいのね」
「いや、一人では駄目だ」
それはすぐに止めた。
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