第三十二話 変貌その八
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だった」
これが事実だから恐ろしい。視聴者を騙し自分達の望む方に世論を誘導しようともくろんでいる番組もあるのである。
「だからだ」
「もうその番組は観ないのね」
「観ているだけで反吐が出る」
何時になく嫌悪感を露わにする彼だった。
「人間として最低の連中だ」
「最低なの」
「そうだ、最低だ」
まさにそうだというのだ。
「そんな連中の顔も見るつもりもない」
「そこまで嫌いなのね」
「今日はこれで寝る」
こう言ってソファーから立った。
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