第三十一話 赤眼その十七
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持っている剣を構える。
「今度の相手は誰だ」
「私もだ」
今度は死神が言ってきた。
「相手が誰であろうとだ」
「構うことはねえってか」
彼に応えてきたのはロッカーだった。彼は軽口であった。
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