第三十話 智天その十九
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てしまったのである。
「残念だったな」
「消えたというのか」
「私は攻めることもできるし守ることもできる」
「その中に入ってか」
「そういうことだ。さて」
あらためて死神に問うてきた。
「貴様はどうだ」
「私か」
「この様に私を攻めることはできない」
このことを言うのであった。
「守るだけだ。それではやがて限りがある」
「確かにな。それはその通りだ」
それは彼も認めた。
「このままではな」
「では。死ぬな」
死神からではない。魔物からの死の言葉であった。
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