暁 〜小説投稿サイト〜
髑髏天使
第三十話 智天その十九
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
てしまったのである。
「残念だったな」
「消えたというのか」
「私は攻めることもできるし守ることもできる」
「その中に入ってか」
「そういうことだ。さて」
 あらためて死神に問うてきた。
「貴様はどうだ」
「私か」
「この様に私を攻めることはできない」
 このことを言うのであった。
「守るだけだ。それではやがて限りがある」
「確かにな。それはその通りだ」
 それは彼も認めた。
「このままではな」
「では。死ぬな」
 死神からではない。魔物からの死の言葉であった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ