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髑髏天使
第三十話 智天その十八
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を追い詰めにかかってきたのである。
「こうしたこともです」
「できます」
「さあ、どうでしょうか」
「くっ、これは」
 縦と横、双方から囲まれてしまった。劣勢なのは明らかであった。
 髑髏天使は今はそれをフットワークでかわす。テニスのそれを応用した動きは確かに見事である。無数の上と横からの剣をかわしきっている。
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