第二十七話 仙人その十三
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ぶとであった。彼等がいた。
「待っていたぞ」
「まずは貴様か」
「そうだ」
男であった。彼もまた宙にそのまま立っているのであった。そうして月を背に二人に告げてきたのである。
「俺と。そして」
「わしじゃ」
インド風の白いゆったりとした服を着た老人だった。その頭には一本の毛髪もなく顔は皺だらけだ。その肌は黒く浅黒さをそこに見せていた。
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