第四話 改造その五
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言うまでもなく牧村が乗っているそのサイドカーである。
「もうできておるぞ。立派にな」
「外見は」
まずはその外見を見る。しかし何も変わったところはなかった。
「特に何もだな」
「外見はいじってはおらんよ」
「では何が変わったのだ?」
「変わったのは中身じゃよ」
こう牧村に答えてきた。
「中身じゃ。色々とわかってくるわ」
「今はわからないのか」
「後のお楽しみじゃよ」
笑顔で彼に告げるのだった。
「乗ってから、戦ってからのな」
「そうか。だが見たところ」
「何じゃ?」
「本当に何も変わってはいないな」
外見を見る限りそうとしか思えないのであった。確かに何一つ変わったところはなかった。
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