第二十四話 妖異その十一
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茶化して明るく話してきた。
「だからいつも本読んでるからだよ」
「たまには外を歩いてね」
「歩いておるぞ」
しかし博士は彼等にこう反論するのだった。
「ちゃんとな」
「そうかな」
「っていうか歩けるの?」
冗談ではあるがこんなことを言う妖怪までいた。
「その歳で」
「百歳超えてるのに」
「百十歳だったっけ」
博士の詳しい歳は実際のところあやふやなところがあるようだ。その付き合いが長いという妖怪達ですらこんなことを言ってる。
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