第二十四話 妖異その三
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いいじゃない」
「全く。それでもてるのだからね」
「彼氏はまだいないけれどね」
「おかしな人に誘われたら駄目よ」
このことはしっかりと咎める。ようやく母親らしい言葉に戻れたのだった。
「わかってるわね。それは」
「わかってるわよ。襲い掛かって来てもなのね」
「スタンガン渡してるし」
実に用意のいい話であった。
「それにお兄ちゃんもいるし」
「いつも送り迎えしてもらってるしね」
にこりと笑って向かい側に座って黙々と食べている兄を見るのだった。
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