第二十四話 妖異その一
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ったわね」
「それに椎茸に。あとは鰹節か」
「そうよ。やっぱりわかるのね」
息子の言葉を聞いて満足した顔で微笑む母だった。
「今日のはちょっと凝ってみたのよ」
「何でなの?」
未久もまたその味噌汁を飲みながらそのうえで母に対して問う。味噌汁の具は豆腐と薄揚、それと若布であった。標準的ナ味噌汁であった。
「また今日は」
「お父さんのことを考えてね」
今はここにいないこの家の大黒柱のことをであるというのだ。
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