第二十三話 異形その十七
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た。
「まずはな」
「まずは、か」
「片手が使えなくなったことはそれだけで大きい」
魔物は髑髏天使が左手のサーベルを消したのを見ながら告げた。
「右手だけで俺を倒せるかだが」
「倒せると言えばどうする?」
それでも負けてはいない髑髏天使だった。
「その場合は」
「その気概は健在か」
彼の言葉を受けて満足そうな声を出した魔物だった。
「それだけに闘いがいがある」
「そうか」
「そして倒しがいがある」
こうも言うのであった。
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