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髑髏天使
第二十三話 異形その十五
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彼の全身を包み込んだ。
 光が消えた時白い服に身を包み大鎌を持つ彼がいた。彼はまずその鎌を己の身体の前で一閃させてそのうえで魔物に対して告げた。
「その命、冥府まで届けてやろう」
「それではだ」
 魔物は彼が変身を終えたのを見て満足そうな声を出してみせた。
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