第二十三話 異形その七
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
た。確かに彼等は今ここにいる。
「僕達は実際にここにいるから」
「何よりの証拠だよ」
「妖怪がいるということは神もまたいるということだ」
牧村はその彼等の言葉を受けながら述べるのだった。
「そして魔物もな」
「共産主義とやらだけで全ては語れん」
こう締め括る博士であった。
「あの様なものでは到底のう」
「その通りだな。そして俺はその魔物と戦う」
「魔神達ともいずれはそうなるかのう」
「また出て来るかも知れない」
牧村はふと言った。
「また一人な」
「それはそうじゃな」
このことは博士も考えていることであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ