第二十二話 主天その二十六
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はな。もっとも貴様と闘うことになろうともだ」
「どうだというのだ。その場合は」
「俺は怯むことはない」
声は髑髏天使としてのものであった。
「今度は俺が貴様にそれを言おう」
「それを覚えていろというのだな」
「そういうことだ。俺が言うのはそれだけだ」
「わかった」
一言で返した死神であった。
「では覚えておこう」
「ではな。本当にこれで終わりだ」
「わかった。またな」
そう言い合い本当に別れた両者であった。彼等は今度こそ別れた。戦いはまだ続くが不穏なものは漂い続けていたのであった。
第二十二話 完
2009・9・14
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