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髑髏天使
第二十二話 主天その十九
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。それが貴様の影か」
「何っ!?」
「確かに貴様は強い」
 魔物は死神のその動きを見ながら述べていく。
「だが」
「だが。何だというのだ?」
「影は違う」
 こう言ってであった。すぐにその右手の爪で切り裂いてみせた。だがそれは彼を切り裂いたのではなくその影を切り裂いたものであった。
 影に直接触れてはいない。その上をなぞるようにして爪を切り裂かせただけである。しかしそれだけで死神は切り裂かれた左肩から血を噴き出させたのである。
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