第二十話 人怪その二十四
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ことそのままだった。
「それが減れば。その護りもまた弱まる」
「だからこそあの水球だったのか」
「僅かでも減らせばそれで変わる」
彼はまた言う。
「俺はそこを衝く。そういうことだ」
「くっ、そこまで読んでいたのか」
「貴様を凍らせ。そして」
言いながら右腕の剣を上に大きく掲げる。今まさに投げんとするかのように。
「これで終わらせる。氷になることを防げなくなった貴様を貫いてな」
言い終えると同時に剣を投げた。剣は一直線に飛び完全に氷となった魔物を貫いた。貫かれるのと同時に青白い炎が彼の身体から起こった。
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