SAO編
八話 青年の苦手な物
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分かっていながら、こんな所までわざわざ追いかけて来てまでこの子の命を救ったわけだし。貴重な情報まで与えた。
この現実主義者しか生き残れなくなった世界で、人より自分を優先するのが当然の世界で、此処までしただけでも異例だ。このまま立ち去っても誰もとがめない。
それに俺は今依頼を受けている。そうだ、今すぐ此処を立ち去ってロザリアを追いかけよう。そうすれば……
少女の瞳から透明な光が落ち、また一つ、地面に小さな染みを造った。
「…………」
畜生め。
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