第二十話 人怪その十八
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まだらミイラはその赤くなった髑髏天使を見て言った。
「その赤い姿は」
「知っているのだな」
髑髏天使は魔物が答えてきたのを見てすぐにそれと察した。
「この力のことを」
「知らない筈がない」
魔物はこのこともまた隠さなかった。
「髑髏天使、貴様のことは既によく調べている」
「そういうことか」
「貴様の炎、見せてみるがいい」
そしてそのうえで彼を挑発する言葉を出してみせさえもするのだった。
「その炎をな」
「望みとあらばだ」
右手に持っている剣に炎を宿らせた。それによりただの剣が紅蓮の柱になった。そうしてその剣を今大きく上に掲げるのだった。
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