第十九話 人狼その二十
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った。髑髏天使は跳んだ。そうしてその剣から水を放ってきたのであった。それはごく普通の水であった。
「水だと!?」
「そうだ。水だ」
跳んだのは一瞬だった。飛んでさえいなかった。
「これはな」
水はそのまま魔物に浴びせられた。髑髏天使はそのうえで着地する。彼のそれはとても攻撃を放ったとは言えないものであった。
しかしであった。それでも彼は何かを成功させたような様子であった。やけになったようなものではないことはこのことからわかった。
「何か考えがあるな」
「只の水でもだ」
彼は言うのだった。
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