第十九話 人狼その十八
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な鞭のようなものが出ていた。そうした不気味な姿をした者がそこにいたのである。
「何だその魔物は」
「まだらミイラという」
紳士はその名前も彼に告げた。
「この魔物の名前はな」
「その通りだ」
そしてまだらミイラと呼ばれたその魔物も名乗ってきたのであった。
「我が名はまだらミイラという」
「そうか。覚えておく」
牧村もその名を聞いて述べた。
「しかしだ。覚えてはおくが貴様の命はここで消える運命にある」
「つまりだ。我をここで倒すというのだな」
「その通りだ。貴様を倒す」
言いながら既にサイドカーから降りていた。そうしてそのうえで身構え今まさに変身しようとしているのだった。
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