第十九話 人狼その十
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「それだったな」
「左様、その甲骨文字じゃ」
それだというのだった。
「それに書かれておるのじゃがな」
「力天使のことがか」
「やはり氷と水を使うと書かれておる」
牧村が身に着けた力そのものであった。
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