第十八話 力天その二十五
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貴様も知らないのか」
「正直なところ随分と封印されていたしね」
子供はこう髑髏天使に対して返した。
「だから見ていなかったりするし忘れていたりもするし」
「だからか」
「そうだよ。力天使の力は知らなかったんだよ」
こう正直に述べるのだった。
「僕もね」
「そうだったのか」
「ただしだよ」
しかし子供は言葉を加えてきた。
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