第十八話 力天その二十四
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?」
「おそらく間も無くだ」
言葉は続く。
「また強くなる」
「それはどうかな」
だが子供は彼のその言葉に対して笑うのだった。
「果たして。こんな状況で強くなっても仕方ないんじゃないかな」
「この状況ではか」
「そうだよ。今囲まれたよ」
その通りだった。今髑髏天使は遂にその身体を完全に囚われてしまった。空中で締め上げられそのうえで今魔物の長い舌を向けられていた。
「さてと、頂くよ」
「俺の血をか」
「うん。僕は血を吸う魔物だからね」
こう言うのだった。
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