第十八話 力天その九
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「確かに健康の為にはいいけれどね」
「じゃあシャワーを浴びるからな」
「ええ。どうぞ」
こうしてこの日はシャワーを浴びケーキを食べたうえでストレッチをしてから寝るのだった。その次の日牧村はまた博士の研究室にいた。そうしてそこでまた魔神について話していた。
「そうか。六柱目の魔神が出て来たのか」
「ヴァンパイアか」
彼はその名前も告げた。
「それが六柱目の魔神だ。棺桶の中から出て来た」
「ふむ。それは資料にあった通りだな」
博士は机に座っていつも通り本を読んでいた。その本は紙でできているがやはりかなり古ぼけている。ページの端々には虫食いもある。博士はその端を手に取りそのうえで読んでいるのだ。
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