第十七話 棺桶その二十
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マンティコアは己の上から鎌が一斉に振り下ろされるのを感じ咄嗟に前に跳んだ。それにより間一髪でかわし体勢を立て直すのだった。
そのうえで死神に顔を戻す。見れば彼は何人もの自分自身に囲まれ構えを取っていた。それまでの劣勢を完全に覆してしまっていた。
「まさかここでその術を使うとはな」
「切り札は取っておくものだ」
彼は忌々しげに己を見る魔物に目を向けて言うのだった。
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