第十七話 棺桶その十九
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はなかった。
鎌でそれを受け止める。だが衝撃までは殺すことができず地面に叩き付けられてしまった。しかも魔物はその上に覆い被さりそのまま攻撃を続けんとしてきていた。
「さあ、これで飛ぶことはできまい」
「確かにな」
死神もそれは認める。
「それに幻術もな。使えないか」
「では貴様はこれで終わりだ」
真っ赤に血走った目でまた言うのだった。
「さあ、影も残さず喰ってやろう」
また牙を向けてくる。鎌で何とか防ぐ。しかしそれは苦戦だった。完全に上を押さえられ組み敷かれ逃げ出すこともできない有様だった。
その横では髑髏天使がストーンカと闘い続けている。しかし彼にしろその突進をかわすだけで一杯でありこちらの攻撃は全く効いてはいなかった。
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