SAO編
五話 生物式暴走特急
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「まぁ、あの方法のおかげで被害が少なくなったのも事実だしな。今回は不問にするけど、次はやめてくれよ?」
厳しく注意してくる我が義弟に笑いながら返事。
「はいはい」
「ほんとに分かってんのかよ?」
多少怪しむような目で見られたが、まぁ信用してくれたようだ。それ以上は何も言われなかった。
「さて、んじゃあ二階層ってのがどんな所なのか見つつ今夜の宿を取るかね?」
「だな、流石に今日は疲れたぜ―」
伸びをするクラインを見つつキリトに。
「では、主街区の案内は頼むぞ?義弟≪おとうと≫よ。」
「え、ちょと、」
「そうだな、おいキリト、お前は情報多いんだから俺達に安い店、教えてくれよ?」
「厚かましすぎだろ!?……まぁ、わかったよ。その代わりなんか奢れよ?」
要求してくるキリト、何故俺の方を向く?
「……フランクッポイ(フランクフルトっぽい屋台の食べ物)でいいか?」
「「「「「「「OK」」」」」」」
キリトとクライン、そして何故か風林火山のメンバー全員が返事を返してきた
「おい!?ちょっとまて!!何でお前らまで俺が奢らにゃいかんのだ!こら!無視して進むんじゃない!」
最後には緊張感のかけらもない会話になったが何にせよ、
こうして、アインクラッド第一層は突破され、プレイヤー側の反撃とも言える攻略が、ゆっくりとした速度で始まったのだった。
First story 《始まってしまった世界》 完
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