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髑髏天使
第十七話 棺桶その十
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いジョークなのに」
「そうそう」
 妖怪達は自分達が斬られると言われて血相を変えて言うのだった。
「大体さ、こんなことで怒るなんて大人気ないよ」
「妖怪達の軽いジョークじゃない」
「ねえ」
「そうだよ、本当に」
「人間の世界にはある言葉がある」
 牧村は相変わらずにこりともしていない。
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