第十六話 青年その十三
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」
髑髏天使はまた言うのだった。
「その頭だ。先程も言ったが貴様は己の言葉と動きをしていた」
彼はこのことも再度指摘してみせた。
「つまりだ。脳は生きている」
「それに気付いたというのか」
「その通りだ。貴様の脳は死んではいない」
もう攻撃は放ってはいない。既に魔物の頭は縦には断ち切られそこから鮮血を噴き出していた。決着がついたのは明らかであった。
「血も流れている。間違いない」
「それがわかっての今ということか」
「勝負あったな」
髑髏天使の言葉は勝利を確信したものになった。
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