第十六話 青年その十
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髑髏天使はまずその右手の売木を突き出した。それでグールを突き倒すつもりだった。
「喰らえっ」
「むっ」
だが魔物はその剣を身体を右に捻りかわすのだった。筋肉の構造を無視したかのような想像を絶する不気味な動きだった。何と上半身を百八十度捻ってかわしたのだ。
「かわした!?しかも」
「身体の動きか。俺の」
「貴様のその動きは」
「俺は既に死んでいる」
身体はということだった。
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