第十五話 子供その十七
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かなことはわからん。しかし私はそう思ったりもするのだ」
「あくまで確定したものはないのだな」
「それはない。そんな気がするだけだ」
確かなものはないことは何度も言う。しかしそれと共にこうの彼に告げるのだった。
「十二の魔神が揃い貴様が奴等と闘うのに相応しい強さとなった時はだ」
「その時か」
「そうだ。本当の闘いがはじまるだろう、貴様にとってな」
牧村を見つつ述べた言葉だった。彼等は夜の街で闘いの後のお互いを見やっていた。そうしてやがて別れそれぞれの場所に戻るのだった。
第十五話 完
2009・4・16
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