第十四話 能天その十七
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ルの体当たりをかわす。それを二度三度と続けていたがやがて動きは鈍くなってきた。それを見てさらに笑うグールだった。
「もう少しね」
「俺が敗れるというのか」
「そうよ。もう体力が落ちてきているわ」
その髑髏天使に対して言うのだった。
「いよいよよ。貴方の最後の時が」
「最後かどうか」
この期に及んでも闘志を衰えさせていない髑髏天使だった。
「見てみることだな」
「それはいいけれどどうするつもりかしら」
勝者の余裕に満ちた目で髑髏天使を見ての言葉だ。
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