第十四話 能天その十五
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る」
「ならば最後に笑うのは私です」
「いや、俺だ」
だが彼は言った。
「俺が勝つ。今からな」
「ではどのようにして」
「来い」
攻撃するように言った。
「貴様のその音。俺に当ててみせろ」
「ふむ」
狸力は彼の言葉に考える顔になった。それは一瞬ですぐに元の顔に戻り言葉を返した。
「それでは。お受けなさい」
今度はその音を続けざまに放ってきた。まさに乱射であった。しかし髑髏天使はその乱射に対して姿を消した。そのように見えたのだった。
「むっ!?」
狸力は髑髏天使の姿が見えなくなったのを見て思わず声をあげた。
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