第十四話 能天その十三
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い掛かったのだった。
「来ましたね」
「さて。どうする?」
牧村は急降下攻撃を仕掛けながら彼に問うてきた。
「この攻撃。防げるか」
「防げますよ」
変身しても紳士的な狸力だった。髑髏天使を見上げてその言葉で返してきた。
「私は空からの攻撃には何ともありません」
「どういうことだ?」
「これです」
ここで口を開いてきた。そしてそこから声を出したのだった。
犬の鳴き声だった。その声はただの声ではなかった。声そのものが激しい衝撃だった。その衝撃が髑髏天使の胸を撃ち吹き飛ばしたのだった。
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