暁 〜小説投稿サイト〜
髑髏天使
第十四話 能天その十二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
そこは滝そのものであり水が勢いよく流れ出ている。監視の建物はその側にありそれも白いコンクリート製だった。前と後ろは山である。アスファルトの道がある以外は全て木々だ。その緑と茶以外は何もない世界の中にダムの白と水の青がある。そうした場所だった。
 その世界の中に老人は一人いた。背筋は伸びており品のいい黒いスーツに身を包んでいる。彼はサイドカーが前に来ても全く動くことがなかった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ