第十四話 能天その十一
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「ダムにか」
「そうだ。そこにいる」
こう彼に話したのだった。
「そこで貴様を待っている」
「わかった。では貴様も行くのだな」
「いや、私は今度は行きはしない」
しかし彼はこれについては否定したのだった。
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