第十四話 能天その三
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ものになっていた。そのうえでの言葉であった。
「超然としているようになってきていますがそれ以上に」
「闘いに馴れてきている」
「そうだな」
「はい。我々と同じです」
今度はその口元に笑みが宿っていた。ピエロの仮面を思わせる、それでいて何か邪なものを感じさせる、そうした得体の知れない笑みであった。
「闘いに馴れてきています」
「次第にこちらに近付いてきているわね」
「魔物にな」
「髑髏天使の力。それは手に入れる方法は一つではありませんから」
老人の笑みはそのままでさらに邪なものを増していっていた。
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